病院職員裏ブログ

元ギャンブル部門の新聞記者(現病院職員)が病院、医療制度、ギャンブル依存症とか、全部綴る。

パチンカスのダチとプレミア写真を送りあっていた頃の話

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暇つぶしにゴメ郎とのLINEを読み返していた。

 

ゴメ郎とは僕の友人で、最近ようやく禁パチを決意したゴリゴリのパチンカスだ。スリップを繰り返していたが、今は順調に禁パチできているようだ。

 

www.potupapa.info

 

重度のパチンカスのゴメ郎と、重度のパチンカスの僕がしていたLINEのトークは、パチンコパチスロの話ばかりだった。

 

ゴメ郎がGODで一撃5000枚の画像を送ってくれば…

 

なにくそと、僕はエヴァの格納庫背景を送り付ける。

 

万発超えたらレシートを送り付け自慢したり、

 

激アツリーチなんかは動画で送りあってたりしていた。

 

週末、飲みに行ってパチンコパチスロ話や、LINEで送った写真なんかを肴にしていた。今月はいくら勝った、あの店にあの台が導入された、なんて会話の内容もそんなのばかり。


それを読み返し、当時を振り返り、思ったことは…

 

 


確かに楽しかった。間違いなく楽しかった。

 

 

 

もはや博徒にしかわからない楽しさ。パチンコパチスロを知らない人にとったらなんと愚かなことだろうと思うが、同じ趣味、同じ感性を持っている友人と語りあっていたあの時は、楽しかった。


楽しかった。嘘はつけない。

 

 

ただ…

 

 

僕は1000万、ゴメ郎は2000万、パチンコパチスロで負けている。

 


この楽しかった思い出に1000万円の価値はなく2000万円は振り返って笑い飛ばせるほどの金額ではない。

 


誰の目からみても、ギャンブルで大金を失うなんて愚かなことだ。

 

もちろん、僕もゴメ郎も結局、後悔しかしていない。

 

どんなに楽しかった思い出があっても、後悔で淀む。

 

ゴメ郎との友人関係は確かなもので、信頼関係も間違いなくあるが、共有している過去だけはやっぱり愚かで馬鹿だったな、と思う。